


シニア動物ケア。

その結果、高齢期の動物ケアや介護が重要な課題となっています。
よつば動物病院では、多くの高齢の犬猫とその飼い主さんをサポートしてきた経験から、家庭でできる犬と猫の介護のポイントをご紹介します。
犬は一般的に小型犬で7〜8歳、中・大型犬で5〜6歳頃からシニア期に入るとされます。
猫は11〜12歳頃からシニア期、15歳以上でハイシニア期に入るとされています。


老いのサインを見逃さない
変化に気づいたら、まずは動物病院での
健康診断をお勧めします。
早期発見・早期対応が、愛犬・愛猫の快適な
老後につながります。
犬猫共通
- ・ 活動量や運動量の減少
- ・ 食欲の変化
- ・ 体重の増減
- ・ 毛並みや被毛の変化
- ・ 睡眠パターンの変化
- ・ トイレの失敗や排泄習慣の変化
犬特有のサイン
- ・ 反応の鈍さ
- ・ 階段の上り下りの困難さ
猫特有のサイン
- ・ 反応の鈍さ
- ・ 階段の上り下りの困難さ
認知機能低下への対応
高齢になると認知機能の低下が見られることがあります。
犬では約30%程度、猫でも潜在的な認知機能障害をもった高齢猫がいるといわれています。
犬猫共通症状
- ・ 方向感覚の喪失や混乱
- ・ トイレの失敗
- ・ 睡眠サイクルの乱れ
- ・ 性格の変化
犬猫共通対応策
- ・ 環境の急激な変化を避ける
- ・ 規則正しい生活リズムの維持
- ・ 新しいおもちゃの導入や簡単なトレーニングなど脳を刺激する活動
- ・ 獣医師との相談による薬物療法の検討
大切な動物のためにできること
生活環境の整備
安全確保、健康維持、ストレス軽減し
シニア動物が快適に過ごせるだけでなく、
飼い主も安心して過ごせます。

食事管理と栄養サポート
適切な食事内容は動物の健康状態や
既往症によって異なるため、
かかりつけ獣医師との相談が重要です。

適切な運動と休息
高齢になっても適度な運動は
健康維持に必要ですが、
若い頃とは異なる配慮が必要です。

グルーミングとスキンケア
高齢の犬猫は
自分でのケアが難しくなるため、
飼い主さんのサポートが必要です。

排泄ケアとトイレ対策
排泄の問題は
高齢動物の飼い主さんが
直面する大きな課題です。

定期的な健康管理
早期発見・早期治療が、
愛犬・愛猫の健康寿命を
延ばす鍵となります。

飼い主が頑張りすぎないために
愛する動物の老いと向き合うことは、時に心理的にも体力的にも負担となります。
一人で抱え込まず、家族や友人、そして獣医師のような専門家の力を借りることも大切です。
訪問診療や介護用品の紹介、動物の状態に合わせたケアのアドバイスなど、様々なサポートを提供しています。
高齢の愛犬・愛猫との時間を大切に、その老後を穏やかに見守るために、私たちがお手伝いします。
大切な家族である犬や猫との特別な絆を守りながら、その変化に寄り添い、最期まで快適な生活を送れるよう、
一緒に考えていきましょう。どんな小さな変化や疑問も、気軽によつば動物病院にご相談ください。

経済的な計画と選択

周囲のサポートを受け入れる

その子の変化を受け入れる
往診による看取りは、
最も自然で心安らぐ選択肢
犬は私たちの大切な家族の一員です。
長年共に過ごし、喜びや悲しみを分かち合ってきた愛おしい存在です。
しかし、どんなに愛おしくても、いつかは別れの時が訪れます。
その時、最後までそばにいて、安らかな最期を迎えさせてあげたいと思うのは、多くの飼い主の願いではないでしょうか。

慣れ親しんだ環境ですごす

ご家族全員でゆっくりと時間を共にする

ストレスの軽減
よつば動物病院では、愛犬との最後の日々を大切に過ごすためのサポートを提供しています。
費用面での相談や、介護のコツ、心のケアまで、どんな小さな悩みでもお気軽にご相談ください。
よつば動物病院ができる
看取り時の獣医療ケア
大切な家族である犬や猫との
特別な絆を守りながら、
その変化に寄り添い、
最期まで快適な生活を送れるよう、
一緒に考えていきましょう。
痛みの管理
適切な鎮痛剤を使用し、
その子の痛みを和らげます。
点滴による水分補給
脱水を防ぎ、体調を整える
ために点滴を行います。
酸素療法
呼吸が苦しい場合は、酸素吸入を行い、
楽に呼吸できるようサポートします。
快適性の確保
柔らかいベッドの使用、体位調整など、
快適に過ごせるよう配慮します。
継続的なモニタリング
その子の状態を定期的に確認し、
必要に応じて処置を調整します。
栄養サポート
食欲が低下している場合、
適切な栄養補給方法を提案します。